じぶん銀行住宅ローンの当初期間引下げプランと全期間引下げプラン

じぶん銀行住宅ローンの1つのメリットが「金利の低さ」にあります。
しかし、じぶん銀行の金利の低さを賢く活用するには2つの金利引下げプランについても理解を深めておくことが大切です。

基準金利と適用金利

じぶん銀行住宅ローンの変動金利は0.497%(2017年5月現在)です。この0.497%というのは実は定価の金利ではなくて、値下げされた金利、なのです。住宅ローンには一般的に「基準金利」「適用金利」という2種類の金利があると思ってください。「基準金利」はいわば定価の金利、「適用金利」は値引きされた金利です。じぶん銀行住宅ローンの変動金利の基準金利(定価)は実は2.341%なのです。この基準金利から1.844%の金利引下げがあり、適用金利が0.497%になっている、のがじぶん銀行住宅ローンの変動金利です。

ちなみに大手都市銀行の変動金利では、基準金利は2.475%、金利引下げ幅が1.85%、適用金利は0.625%となっています。じぶん銀行の方が、基準金利が低い分、実際の適用金利も低くなっていると言えます。

金利が今後変わった場合は?

じぶん銀行の変動金利0.497%というのは、基準金利2.341%から1.844%の金利引下げを受けた後の金利でした。1.844%の金利引下げというのは35年返済のローンであれば35年間続きます。今後世の中の金利全般が上昇するなどして今の基準金利2.341%が例えば4.0%まで上がったとした場合、適用金利は2.156%(=4.0%-1.844%)ということになります。

当初期間引下げプランと全期間引下げプラン

じぶん銀行住宅ローンの変動金利は、基準金利から1.844%の金利引下げがずっと続く、という解説をしてきました。

次に「当初10年固定」を例にして金利の引下げを解説します。ここから少し話が難しくなるのですが「当初10年固定」の金利引下げには種類が2つあるのです。

まず1つ目が変動金利タイプと同じように、35年返済のローンであれば35年間ずっと金利の引下げを受けられるものです。「当初10年固定」の場合は変動金利の時と違い、引下げ幅は「0.91%」となります。「当初10年固定」の基準金利は2.44%なので、そこから0.91%を引いた1.53%というのが適用金利となります。11年目以降の金利はその時になってみないと分かりませんが、その時の基準金利から引下幅を引いた金利が適用金利になるということです。

今まで解説してきたのが金利の引下げ幅が住宅ローンの全期間に適用される「全期間引下げプラン」ですが、もう1つ最初の一定期間だけ大幅な引下げをする「当初期間引下げプラン」というのもあります。

「当初10年固定」タイプの「当初期間引下げプラン」を選んだ場合、最初の10年間は1.94%の金利引下げを受けることができます。基準金利は2.44%なので、そこから1.94%を引いた0.50%というのが適用金利となります。最初の10年間は大きな金利引下げが受けられますが、11年目以降は金利の引下げ幅は小さくなります。

まとめ

このようにじぶん銀行住宅ローンの「当初○年固定」というタイプの場合、金利引下げ期間は2種類あるということは覚えておきましょう。

どちらを選ぶべきか、は返済額をシミュレーションしてみるとよいでしょう。

なおこの「当初期間引下げ」タイプと「全期間引下げタイプ」という2つの金利プランは借入時に決定します。その後金利プランを変更することはできないので注意しておきましょう(これはじぶん銀行に限らず他の銀行でも同じです)。