年収別にフラット35の融資限度額を比較する

公庫からの融資と違い、フラット35には、年収による融資限度額の制限が無いことが特徴になっているので、借り入れをする金融機関の金利によって限度額が決定されます。もちろん、フラット35の融資限度額と、民間の住宅ローンを組み合わせることによって、最大の融資額が各金融機関によって違ってくるため、単純に金利だけでどの金融機関から融資を受けるのが、債務者にとって有利になるかは言えませんが、金利が低く設定されている金融機関ほど、融資を受けられる金額は大きくなることが特徴です。

表7では、金利2、5パーセントと金利3パーセントの時を比較として、返済負担率と毎月の返済額を設定して、25年から35年まで5年くぎりで借入金の目安を設けています。当然ながら返済期限を長く設定することで、月々の負担金を減らすこともできますし、融資の限度額を大きくすることもできますが、その分だけ支払い総額は大きくなることに注意しなければなりません。

考え方の一つとして、フラット35は前倒しで返済したとしても、金利が大きく変更されない、という有利な点があるので、その点を考慮するのであれば、35年を長期として当初の負担を少なくしてから、ある程度、残金を自己管理して前倒しで支払っていくというような方法を選択することも可能です。

▼表1 年収別にみた場合のフラット35の借入金目安表(単位:万円)

※5000円単位で計算、15万円以上は割愛