変動金利で住宅ローンの返済方法と「フラット35」の比較

現在の日本は預金、貸出ともに低金利な水準が続いているため、変動金利を選択して住宅ローンを借り入れる人が多くなっています。ただし、低金利は必ずしも将来的に続くとは限らないので、将来的に金利が上昇するリスクによって、月々の支払い金額に変動が発生する可能性があります。

表2は、元本に対して、金利が1パーセントづつ毎年上昇した場合を模式的に表記しています。この場合、返済額は毎月、同じ5万円だったとしても、金利の上昇によって、基金部分と利息部分の支払い金額に変動が発生してしまうため、当初予定していた返済計画を変更しなければならないことになります。一般的に金利が1パーセント上昇すれば住宅ローンを組んだ初期であれば、30万円から50万円の毎年の負担増になることを覚悟しておかなければなりません。

ただし、必ずしも変動金利の住宅ローンが不利益とも限らず、許容できるリスクであるのであれば、「フラット35」と一般的な「住宅ローン」を組み合わせて借りうけるようにすれば、必然的にリスクの軽減につなげることができます。事前にどの程度の割合でローンを組むべきなのか、ある程度、想定した上で対応するようにすれば、よりスマートに融資を受けられるようになるはずです。

▼表2 変動金利型の金利試算表(借入金1,000万円・35年返済・元利均等)