「元利均等返済」と「元金均等返済」の推移

フラット35では「元利均等返済」と「元金均等返済」の両方を借り入れ時に選択することが可能ですが、借り入れ残高を比較すると、債務状況と返済状況を比較することが可能です。1000万円を借り入れして、同じ35年で償却しているときの債務状況を表16で比較しています。

まず「元利均等返済」の場合ですが、5年後の債務状況はほぼ9割となっており、実質的には、債務状況を考えるのであれば、返済金額の6割以上が金利に締められていることになります。5割を切るまでの段階は20年以上継続することになり、この間に年収のアップや実際に手元に資金が無ければ借り換えなどが難しいなどの条件を念頭に入れて検討することが求められます。

次に「元金均等返済」の場合ですが、15年でほぼ5割を切るまでの償却の段階になるほか、次第に支払い金額が減ってくるため、債務者の負担は軽減されるというメリットがあります。当然ながら、支払いの初期の段階では負担が大きいというデメリットがあるので、それらの条件をクリアできる協力者や資金的余裕があるのかを考慮するとよいでしょう。

借入残高の推移